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| スクール&パブリックプランシリーズ導入の考え方 | スクール&パブリック プランシリーズとは? | ご推奨する新保全モデル |
| AHPによる事業の執行優先度評価について | 施設マネジメント手法導入ポイントのまとめ |

 AHPの正式名称は(Analytic Hierarchy Process=階層分析法)といいます。 1971年にアメリカ合衆国のサティー博士 によって提唱された意思決定法の一つです。これは幾つかの候補(代替案)の中から最良のものを選びたいという問題において、勘や直観やフィーリングといった人の主観を取り入れつつ、合理的な決定を促す手法です。個人の趣向によってもちろん意思決定はそれぞれ異なってきます。たとえばある商品を購入する際に何を基準にして購入を決定するのか。価格、性能、デザインなどのさまざまな要素を考慮して決定しているでしょう。そして個人によってそれぞれの価値基準にもとづいて意思決定をするでしょう。この価値基準が具体的な数値で表すことができれば、その人が何を購入するか予測することができます。

 そういった意思決定のメカニズムを分析するツールといったようなものと考えてください。またAHPの特徴はあらゆる問題に適用でき、価値判断を人間の感覚に頼らざるを得ない場合などに役立つことができます。人間の感覚による曖昧な部分を数量化することが可能になり意思決定に対してフィードバックすることができるようになります。そして数学的な操作によって数量化するためコンピュータと相性がよいことも特徴の一つでしょう。このよう人間の意思決定に対し数値化を行うことで裏付けをとることができ、先の読みにくいこの世の中での意思決定を支援することができるのではないかと思います。有名な事例では、ペルー日本大使公邸占拠事件、フィンランドにおける原子力発電所建設の可否に対する国会審議、日本における首都機能移転候補地選びなどがあります。

 我々はこの様に「人間の直感は、かなりの精度を持って物事を判断する事が可能である」と言う現実をベースとして展開されるAHPと言う手法を用い「施設マネジメント」における最終目標である<<事業の執行優先度付け(トップの意思決定=事業計画立案)>>を評価基準(水準)の設定と重要度設定により数値的に評価判定して実施できないのか?・・・と言うテーマを研究しシステム開発を行って参りました。
その結果としまして建築的に高度かつ専門的なスキルを要求せずに実施可能な簡易調査診断(「担当職員による施設パトロール」)で調査、収集される「感覚的(目視、打診程度の)評価データ群」からそれらを実現する手法の開発に至り、既存の詳細なLCC(ライフサイクルコスト)と言うアプローチでは実現できない目前に迫った短期・中期の事業計画立案を改修優先度一覧として判りやすくご支援する事を可能にしました。

 事業執行における優先度を多面的な要素を取り込み評価し、簡易に誰でも実施可能な手法ながら事前に熟考されたアカウンタビリティー(説明責任) を高める評価基準及び重要度設定の支援を受け導き出された結論により、財政・住民・議会・関連各所等々どこにでも執行優先度決定までの工程と理由を数値評価として明示化しご説明が可能となる手法として導入をご一考頂けますようよろしくお願い致します。

→詳細ご説明はこちら(PDF 99KB)
  ◇弊社におけるAHP研究開発の研鑽場所 : (社)日本オペレーションズリサーチ学会 AHP研究部会



  ■簡易調査診断等で現況を性格に把握し評点評価
  ・施設パトロール等で適時、情況を把握する(スキルの無い職員が実施できる目視による簡易調査程度で十分)

  ■機能性アンケートによる施設設備の利用感(不具合等)を把握
  ・利用者アンケート方式による機能性の評点化(義務教の場合は制度で実施される環境指標得点を利用)

  ■耐震診断の結果(優先度、Is値・q値等)をランクとして評価
  ・詳細診断(1次〜3次)は危険度ランクに変換、優先度調査はランクをそのまま利用

  ■リニューアルを実施する内部的な必要理由や実施効率を想定評価
  ・施設利用のジャンルを数件パターン設定しリニューアルの重要度、効率を評価

※これらを総合で評点評価し躯体(棟)単位でリニューアルの要求度(保全事業の執行優先度)を決定する。
  (棟単位で部位単位の執行優先度一覧も作成可能 : 外壁、屋上防水、給排水設備、受変電設備・・・等々)


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